ぁ。 ぎゅん じーちゃ。
[ティルの襟首を持ち上げていたのは用務員のギュンターでした。
ギュンターはドワーフなので背は小さいですが、ティルよりは大柄。
力もあるのでティルくらいなら容易に持ち上げられます]
ぇー ゃー ふわふわ あつめる のー。
[おや、ギュンターはティルをふわふわに近づけたくないようです。
ティルはここから離れるよう言われてしまいました。
先程、ふわふわが服に触れて増えてしまったのを見ていたみたいですね]
……ぅー。
[ふわふわを集めると主張したものの、聞き入れられず、ティルはその状態のまま、『世界中の仔』の所まで運ばれることになってしまいました]