[イヴァンの様子に、僅か、悔しそうな表情になる。いくら気心知れているからといって、子供のように扱われる己を見られるのは恥ずかしいものだ。照れる様子にはにやりとすぐに表情を作り変えた]言われとけ。村に戻ってからもまた頼む。[ちゃっかり押し付けようともするのだった。アリョールの頷きに、後で欲しい本があれば、と自分の部屋に名を貼ったことを伝えておく。見れば判る事ではあったが、念のため]