― 二階/廊下 ―[メイドの姿を探して廊下を歩むうちサーシャの姿>>45を見つけ足早にそちらへと向かう]――…サーシャさん?[近くまでゆけば声を掛けて]どうかしたんですか?[尋ねてから、気付くのは辺りに漂う異臭。僅かに眉を顰めるのは血の匂いへの生理的な嫌悪。サーシャの隻眼見詰め、それから徐に中を覗き込もうとしたのは誰が『鬼』でなかったのか知ろうとしての事だった**]