……本当に。時間の猶予はない、な。[悪化していくそれぞれの症状に、小さく呟く。右目の視力消失。それ以外にも、影響は少なからず出ているのは感じられていた。もっとも、それを理由に立ち止まる気はなかった。直接聞きに行く、と。そう、宣したから]……肝心な時に動けないのは、情けないから、な。[休息を促す少女の声>>38。強い、と思う。そしてもう一つの、眠りを促す、声>>46]……ああ。そうする。お前も、ちゃんと休め、よ。[寝顔、という言葉には苦笑するものの、素直に目を閉じた]