─資材置き場─[途切れ途切れの言葉を、晴美は静かに聞いてくれた。自分のしたことを責めもせず、ただ静かに。それからここを離れようと声をかけられ、震えが収まらぬままに小さく頷く。ふらつく足取り、晴美にしがみつくようにしながらの移動の間、彼から何か言われただろうか。自分が玲を殺してしまったと言う事実に恐怖し、返答出来たかは怪しい]