人狼物語 ─幻夢─

107 月光夜曲


宿屋手伝い ゲルダ

[白い猫が主人の傍へ近寄って頬を舐める。>>30
その様をぼんやりした表情で見つめていてーー不意に糸が切れたようにその場に座り込んだ。]

 ホント、もう……二度とごめんだよ。

[最期の言葉>>29に籠められた意味を知ってか知らずか、吐き捨てるように言った。
獣の腕はいつしか人のそれに戻っている。
爪先に付着した血はまだ暖かい。
その手を口許へと運んで、少し舐めてみる。]

 苦っ。

[鉄錆を口に含んだような、そんな味しかしなかった**]

(52) 2019/01/19(Sat) 11:43:37

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