[千恵の声と路地の間から見えたうさぎ、千恵の姿]千恵ちゃん。[駆け寄っていき抱きしめようとして、それよりも早く伽矢が千恵に駆け寄っていた。自分は二人の後ろに立って安堵のため息]よかった、千恵ちゃん、心配したんだからね。[目の端にはちょっと涙が浮かんでいた]ありがとうございました、おかげで見つけることができました。[一緒に探しに来てくれた雪夜にお礼を言う]