[イレーネの治療を終えたナターリエに話を聞いて、看病を申し出る。断られても、自分が出来る事は数少ないからと、些か強引に頼みこんだ][眠るべきと理解はしていたけれど、なかなか眠れそうにはなかったから、その傍らで、袋を広げた。ザフィーアは羽根を畳み、眼を閉じている。優しくも寂しい月のひかりは、世界を少しだけ*明るく照らしてくれた*]