人狼物語 ─幻夢─

62 空から降る星・魔獣の欠片


影輝学科3年 ヴィリー

─林エリア─

…あんれ、どごさ行ったべ。
『隠れられてしまったようだな。ここは彼の得手とするエリアのようである』

[眼を擦っている間にハインリヒの姿を見失ってしまう。目視で探していると、ある一角から炎が二つ、飛び出して来た]

ぅおっは、来たっぺ!

一筆奏上、成壁聳水、成礫散氷!

[続けざまに「水」と「氷」の文字を宙に描く。左手で「水」の文字を叩くとその場に水の壁が競り上がった。もう一つ、「氷」の文字を叩くと氷塊が数個、散弾銃が如く範囲を広げて炎が飛び出して来た場所目掛けて散って行く]

…おごっふぉ!

[水の壁へとぶつかった炎だったが、中の鉱石は未だ崩れる前だったらしく。水の壁を突き抜けてリーの腹部へと減り込んだ。炎は消えていたが、これは痛い。リーは少しの間、その痛みに呻いている]

(54) 2010/12/23(Thu) 21:14:36

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