わーーー!
また1匹とかだと困るんだからー!
[と叫ぶも聞いていないのか、ころころと転がってまたも群れに突っ込んだピノ君、暫くの後に同じようにころころと戻ってきた。
心なしか、若干膨れていた体がいびつな感じに、さらにふた周り大きくなっているような。]
もー、勝手に行っちゃ駄目だってば。
うっかり怪我したらどうする……って、ピノ君?
何か形が変なんだけど…。
[と説教を中断しつつ、何か様子がおかしいのを尋ねた所、ふわふわした体の何処に入り込んでたのか、みょこんみょこんとマンドラゴラが飛び出してきた。]
わ、わ、わあああ!?
[みょこんみょこんみょこんと次々飛んで出てくるマンドラゴラを、慌ててカプセルの蓋を開けて続々キャッチ。
計5匹が入った所で打ち止めらしいことを知ると蓋を閉めた。]