何を、か……そうだな
どうすれば貴方たちを生かして終わらせるか、かな。
[それはつまり、知っていたと言う事だ。人狼が誰かを]
俺はね、知ってたんだ、最初から。人狼が誰か。
あの詩に出てくる「闇の護り手」、多分、それが俺だよ。
[それを、イヴァンがどこまで信じるかは、今は興味の外にあったけれど]
イヴァン、君はこれからどうしたい?
他を殺してでも生き延びたい?
[愚問だと思いながら問う。死にたい人間などいないだろうから]
そういえば、カルメンはどこに?
[先ほど聞いた足音がエーファで、イヴァンがここに居るならもしや、と。
庭での顛末を知るのは、それからどれくらい後だったか]