[―――まざまざと蘇る。触れていたところから石になっていった感覚。ざらつく恐怖と苛む絶望]……っ[眸揺らして、しゃがみこむアーベルの背に触れる。>>42ポケットにひとつ、鎮痛剤]いたいのなら …飲むのよ [薬が嫌い。薬が。駄々を捏ねる姿を思い出す。自身も左胸から喉元にかけての違和感に眉を寄せ]