[ユーリの言葉に、こくっと頷いて、今度こそ見送る。両手がふさがっているから、手を振ることはなかったけれど。それから、ノクロをちょっと見て、うん、と頷いた。]コレットおばあちゃんとこ、行こう。……おばあちゃん、消えてない、かなぁ。[だったらいいなあって、気持ちが滲んだ。コレットの家の方に、足を踏み出す。]