[外へでたなら、蓮実から琉璃の事を伝えられるだろうか。今、どうしているか。そして、そこに魔の気配があるか否かも。しかし、得た答えがどうであれ]……例え、そうでも……。琉璃は、放っておけねぇし、それに。[ぐ、と。握り締める、右の拳]琉璃が、誰かに殺されたんなら。俺は……そいつを生かしちゃおけねぇ。[低い呟き。それに、蓮実がどんな表情をしていたかを確かめることもせず。雨の中へと*駆け出した*]