[クッキーの入った小さな包みと紅茶の代金をゲルダの前に置いて]ほら、土産。甘い物、嫌いじゃ無かったよな。[修道院の子供たちに渡すのと何ら変わらぬ調子でそんな言葉を紡いだ。彼女が商品を出す間ゆると店内を見渡す。青年の視線が向くのは必需品ばかりか。何か買い忘れはないかとそんな思案をするようだった**]