[暫しの歓談の後、広間から一人、二人と姿が消えて。それぞれに言葉を送り見送って。それを見計らうかのように、先ほどの使用人が部屋への案内を申し出る]そうですね、書庫に向かう前に荷物だけでも置かせていただく事にしましょう。[そう言って、カップに僅かに残っていたお茶を飲み干して]それと、書庫への案内もお願いできますか?一度場所を覚えれば、後は大丈夫かと思うので。[この屋敷を訪れた本来の目的を果たすためにそう頼んで。とりあえずは、と使用人の後をついて用意された部屋へと**]