─ 何処かの丘の上 ─
[なされる捕捉>>42になるほど、と小さく呟く。
積み重なる刻の螺旋、その内にて刻まれる数多の世界の『記録』──いずれは虚無に還るもの。
ある意味では、そう言った『記録』により構成される存在であるが故に、彼らの記憶の在り様はすぐに理解に落ちた]
ああ、相手が相手だけに、やれる事はなんでもやった方がいい、が。
……深入りしすぎて、染まらんようにな?
[何れかの影響を過剰に受けてしまうと、元の場所にも歪みを生じかねないから、と釘を刺す。
兄弟に案じられている事は知らないが、何となく不安になったのは、かつての幼子の奔放さのためか]