ん、ああ。
影輝の精霊──それも、精霊王に近しい眷属が、やっぱり巻き込まれてる。
他にも、君……というか、セレスがよく知ってる面々が数人。
全く覚えのない気も幾つかは感じてるけど。
[他者についての問いにはこう返して。
ついで、零すのはため息ひとつ]
ま、そんなわけだから多少強引に均衡を崩しても、補正はできると思う。
[最終的には、それをやらないとまずいだろうけど、とは思いながらも、取りあえず積んでおいて。
好奇心いっぱいに紡がれる言葉に、やれやれ、と息を吐いた]
ま……何事も経験ではあるが。
危険物もいるようだし、ほどほどにな。
[冗談めかした口調で告げた後、漆黒の光鎖を一度戻して]