くるくんはすまない、もっとモヤシ少年かと思っていたよ。
……で?そのケータイの情報から察するに、場所もわからぬ時間もわからぬ、誰も見たことのない奇妙な場所に私たちは立ってるわけだね?
[krutとruinsの情報を得て、自分のなかで消化するために言葉を紡いだ。
先程までyuyuとkrutとで交わしたメッセージが、不意に浮かぶ。]
なあ……みんな、「あの村」にエントリーしなかったか?
そこで、霧に巻き込まれはしなかったか?
私の予測とカンが正しければ、「あの村」にエントリーしたものだけが霧に巻き込まれている。
そして、おそらく……。
[そこで言葉を切り、皆の反応を待った。
外にいくというkrutには]
私もついていこうか?
一人でこわくないかい?
[なんて声をかけて。**]