[淡い笑みを浮かべる星詠の女性。
緑の眸が少し細まる――まるで彼女自身が煌いたかのように。]
ベアトリーチェさんが1人で危ないようだったら、
僕が、抱えて降りますから。
あと、ベアトリーチェさんの服もかわいらしいけれど、
貴女のその服も素敵です。
[星詠の人にそっと囁く。パチリとウインクを付け足した。
彼女も下に降りるならば、ひとまず階段まではその身を支えようと手を貸す。]
お嬢さん、心配ありがとう。
でも、ベアトリーチェさんも同じだよ。
どうする?下り、1人で頑張ってみる?
[喉を鳴らしている少女に近づくと、意思を問うように尋ねた。]