橋が燃えた。良くは見えなかったけれど多分、やったのは此処の使用人たち。そして先程から貴方が“此処”に居る。[言いながら顔を顰めたのは、目の奥から来る疼くような痛みの所為。目覚めてすぐに動けなかったのもこれが原因だった。細い為に分かり辛いものの、よく見ればその瞳は、元の色から薄く紫掛かっていた]やっぱり痛む……ということは、貴方は死んでいるんだ。……叔父さん。