―時は移ろい―[部屋に戻ったのは何時になったか。どっと、疲れていた。ベットに横にはならず、腰かけ。服の中にしまっておいた木箱を膝に乗せ、今日もその場に座ったまま暫し時を過ごした。イヴァンにつけておいた印は、誰にも気づかれる事なくまだ生きていた。]