─ 一階廊下 ─[覚束ない足取りで階段を降り、はあ、と一息。視界は今の所はっきりしているから、ふらついている理由はそれではない]……やっばい、かな?[冷たい風に吹かれすぎたか、と。過ぎるのはそんな思い。一度足を止めてしまうと、次の一歩は中々踏み出せず。しばし、その場で呼吸を整えた]