[ダーヴィッドが戻って来てからはまた場所を交代し。手当が終わりユリアンを部屋に、となると肩を貸すダーヴィッドの後をついて行くように壁伝いに移動した。ロートスは自分の肩に乗せたまま、二階へと上がるとユリアンの部屋を訊ねその扉の傍へと。辿り着いた頃にダーヴィッドは廊下へと出て来るだろうか。カルメンは入れ替わるように扉から部屋の中へと声をかける。叶うなら、今しばらくユリアンの傍に*居ようと*]