─ 『世界樹の仔』枝の上 ─[見かけた姿が、自分が利用している脚立を回避していた事には気づいていなかった。降りていくそちらへ向けてミリィが手を振るのが見えると、知り合いかなー、と暢気に考えつつ]あ、上へのルートもちょっと見とくか。『……時間はかけぬべきではないか?』や、ちょっとだって。[白梟の突っ込みにも、気楽に手をひらひら]