─ 雑貨屋 ─
あ、はい。
味を知らないことにはお客様に説明できませんし。
[エリカからチャレンジャーと称される>>56と困ったように苦笑して。
蛍光色のチューブジュースの味の感想には、良かったと微笑んだ。
同じ種類で違う色のジュースの味見はしていたけれど、蛍光色のそれは味見していなかったから。]
あ…そう、なんですか。
こんな時までお仕事なんて、大変ですね。
[通信についての返答と笑顔から、気遣いは見てとれたから。
こちらも笑顔を返したけれど、消せない不安にぎこちなさは残ってしまった。
途中まで一緒に行ってくれるというエリカの言葉に安堵して、そのぎこちなさも少し解けたが。]