……ま、こんな場所じゃ、何が起きても不思議ねぇが。[にしても、これは、多分。永き刻の『記録』を内に抱える身としても、初めて接する出来事じゃなかろうか。そんな事を考えている間にも空からは白の光が落ち、湖からは蒼の光が立ち昇る。二色の光は重なり合い、絡み合った果てに、一つの形を創り出した]…………。なんというか……イイ趣味してやがりますねぇ。[その姿に零れ落ちたのは、そんな呟き]