─ 森の中 ─
[ベアトリーチェの問い>>45には、うん、と肯定の頷きを返していた。
両親は好きなようにやらせてくれるのだが、それ以外の周囲は自分の力の在り様が心配なようで、あれこれと世話を焼いてくる。
案じられているのはわかるのだけれど、それが煩わしい、と思えてしまうのも事実で。
力を均す修行の旅に出たのも、その煩わしさから逃れるため。
……なお、父たる影輝王は自身の若かりし頃を重ねてか、好きなようにやらせればいい、一度や二度死にかけるくらいで丁度いいから、と完全放任している、というのは余談。
生真面目に返された言葉には、ほんとにね、なんて返したりしつつ]
ん、そうみたい、だね。
[おそろい、に納得している様子>>47には、こんな頷きひとつ、返していた]