─ 黒珊瑚亭・食堂 ─
[受け入れられるはずがない。>>57
確かにその通りだから、そだね、と頷いた。
大丈夫だから、と言葉を重ねられれば、それ以上はこちらも言えず、わかった、と返して]
……知らないところで、っていうのも、辛いけど。
どっちもどっち、かなぁ。
[引き合いに出したのが、知らぬ間に起きた父の事故死であるのは伝わるか。
困ったように眉を寄せたのは束の間。
誘うような問い>>58に、ひとつ瞬いて]
……うん。一度戻って、母さんに話、しないと。
[どう説明すればいいかは定まらないものの、何も伝えないわけにもいかないだろうから、頷いて]
クラニア、行くよぉ。
[いつものように白猫を呼び、ヘルムートと共に外に出た]