……ひぅっ……!?[知らず、声が上がった。扉を開けてすぐのところに、何か転がっている。いや、違う。転がってるんじゃなくて、倒れている?思考がぐちゃぐちゃになっている。ナニがそこにあるのか、確かめないといけない。そう思ったから、ライターを出して、火を点けて。──点けなきゃよかった、と。そう、思ったのは……ほんの一瞬のこと]