─集会場・広間─……バカね。もう、私、人を殺したのに。─…ほんとに、バカね。…私がサイキッカーだったら、良かったのに。[涙が零れそうで、でも泣くことは許しを得ようとしているようで。なんとか堪えようと目を閉じてそらを仰ぐ。最後の呟きは、本当に小さく、誰の耳にも届くことは難しかっただろう。]