……息はあるけど、大分お疲れみたいね。[安堵の溜息を零すと、さてどうしたものかしらと思案顔。そこで翠樹の仔が、「おじちゃん、こんなところでねてたら、かぜひいちゃうよ?」と心配げな声を発し、ブリジットを見上げている]……運んであげよっか。[どこか困ったように笑んで、呟く。こくり、素直に頷いたベアトリーチェは、うんしょ、うんしょと首根っこを掴んで]まあ、それで良しとしましょう。[首が絞まらないように、両手で引きずっていく。命竜の個室まで引っ張るのには、それなりに時間が掛かった]