……お前。
俺が、薬とか嫌いなの、知っててやってるよな。
[この苦いの、という部分は言葉には出さずにぽつりと呟き。
肩を借りて、二階へと。
途中、広間に置き去りにしていた道具袋と、オカリナを持って、個室へ]
ダーヴ……。
……いや、やっぱ、いい。何でもない。
[出ようとする背に声をかけ。けど、結局言葉にはできずに、階下へ戻るのを見送り。
入れ違うよにかけられた声に、きょと、と瞬く]
ん、あ、カルメンか。
入って来いよ、星、持ってるだろ?
[できるだけ、明るい声でこう返す。
相変わらず物言いたげな鸚鵡には、やっぱり、黙ってろよの*一睨み*]