─ 『世界中の仔』傍の水晶龍 ─『下にいると、ふわふわが増えすぎて大変だから、ちょっと、樹の上に行っているわ』[視線を向けて問うような声を上げるティル>>60と高さをあわせ、水晶龍は静かな口調で居場所を告げる]『それで、何かあったのかしら?』[常から盟約者とは対照的に物腰穏やかで知られる水晶龍だが、その態度や声音がいつになく柔らかいのに、見ていた者は気づくか否か]