─ 『世界樹の仔』の傍 ─
[予想外の光景をぼけっと眺めていたのは如何程か。
>>26掛けられた声で正気付いたように再度間抜けた声を上げ]
え?随分可愛らしいモンに見えるよーな…やばいのか、アレ。
……。まあ、確かに異常な事態だって事は解る。
[ふわふわ騒動も転科試験も聞いた話でしか知らないため、危機感が薄かった。が、相手が慌てるのならば相応の事態なのだろうと遅れ馳せながら考え至る。
ぽむぽむと増殖するふわふわの姿もあったものだから、気付かざるを得ないと言った方が正しいやも。]
つーかアーベルは前に埋もれた事あるっぽいけど――…って、おい大丈夫か?
[相手は顔色まで悪く見えた為、若干眉を顰めて肩を軽く叩き]