─ 第二階層・通路 ─
えー、よく分んねぇ。おれやっぱりカッコイイがいいや。
[お姉さんの理論>>58は少年には難解すぎた。
お互い首をかしげ合う>>60状態だったわけだが、ノブから>>59名前は聞けた。
やっぱり機械で出来た犬らしいが、機械だろうが犬だろうが、冷たい以外の違いはあまり気にならなかった。]
へー、パトラッシュって言うんだ。
俺オーフェン!よろしくな!
[少年は犬が既に自分の事を知っているなんて知らないので、そう口にしてもふもふっとした。
ノブが触りにくるなら、ちょと避けて譲る。みんなのわんこ、と認識したため独り占めは良くないと思ったのだ。
エリカから邪魔になるからと促されると、思い出したように。]
あそーだ。俺喉渇いてたから食堂行こうと思ってたんだ。
にーちゃんとかねーちゃんはどっか行くの?
[尋ねながらこちらも動く準備をする。
かしゃと動く足に特に以上はないようだった**]