─平原エリア─泣く理由がないからな。[そういう問題ですか。なんて呑気に構えつつ。足元に生じたオーラにふむ、と短く声をあげ]異界に満ちし妖なる力、我が友を介し、我が力となれ。巡る力、疾く翔ける衣となりて、我に疾風の祝福を![再び巡らす真白の光。それで、自らの動きを加速する光の衣を生み出し、その場から飛びずさる]……っと![それでも、呪詛の一端は届いていたか。着地時、転びはしなかったものの僅かに体勢が崩れてその場に肩膝をついた]