―→厨房―
大丈夫、もう子供じゃないし。
[心配する声には少しむっとしたような声で返す。
ゲルダの呼びかけにはそちらを一度見ただけで、自分はなにも答えることはなくそのまま厨房へと向かった。
途中、人狼とか殺すとか、天気が悪いとか高波がというようなことが聞こえていた]
いつになったら帰れるのかな……
[火の扱いはひそかにアーベルから教わっていたのもありさほど苦労はしなかった。
スープを温めなおしながらサラダとパン、ハムの用意をして小皿に盛っていく]
これでいいかな。
[暖めなおしたスープはスープ皿に、こちらは二つ用意してお盆に載せた]