─集会場・広間─[広間へ向かう途中、個室の一つの前に佇むナターシャの姿を見かける。思う所がない、と言えばそれは偽りか。だから特に声をかけるでなく、軽く、会釈をして通り過ぎた]……まあ、静かになった、とは思っていましたが。更に、静かになったような気がしますね。[広間に入り、漏らすのはこんな呟き。昨夜、立ち去った後にここであった事は知る由もなく。静かな空間を見回し、ひとつ、息を吐いた]