― 翌日・宿一階 ―な、んで。ゲルダさん。守られてたんじゃ。[少女>>53に気がつけたのも少ししてからだった。じっと見てからようやく無事という単語に結びついて、大きく息を吐いた。その近くまで行くと、存在を確かめるように手に触れる。フゥッと深い息が落ちた]僕。自衛団の人に知らせて来る。[その場から逃げ出すように集まってきた人へ言って走り出した**]