― 1F非常口→宿直室 ―
[泪滲む様に、零れる言葉に>>62>>63胸中は痛いほど察する事は出来ても何も言えず、変わりに広い手で、肩に手を置いたように、今度は頭に手を置いた。
自ら運ぶというのなら手も出さず、静かに先を歩き宿直室へと向かう。
程なくして鍵を持ったハルヒと合流すれば鍵を開けて、常備されている布団を取り出し中央に敷き、そこにユウイチロウがヒビキを横たわるのを、暫くはじっと見届けていた。]
馬鹿者が………。
[告げた相手は、死んだヒビキか、ヒビキを殺した何かにか。
人狼ゲームが始まったのなら、何故真っ先に死ななければならないのがヒビキだったのか。その事と、そして何よりおそらくは同じ学校の生徒同士で殺しあったこの現状に、唇を*噛む*]