祖は常闇への扉なり。
闇に威を轟かす唯一の光たる豪奢なる雷の踊り手よ
――――――大地を駆け。数多の骸を作り出す風の刃よ
[ずっと。耐え抜いて。密やかに溜め込んでいた術。その最後の一文を一息に口にすると。竜巻を内包した風の魔力と。轟くように激しく暴れる雷。その二つの大魔力を。右手と…まだぎりぎり言うことを聞く左手で。一つに合わせる。その衝撃で肩口より血が吹き出る]
合わされし力は…冥界へと誘う暴威なり
―――――――――『闇夜招・黒風雷』
[雷撃と竜巻。それに闇の魔力を含んだ。嵐を作り出し。ゼルダへと向けて放つ]