ああ、いたいた。[追いついた頃には多少息が上がっていた。少女と話しているらしき兄、その少し離れた場所で息を整えた後、2、3歩近付き]…ん?[視界の隅で何か動いた気がして、急停止。眉を寄せ、物陰を見て]気のせい、かな。[その裏にリディが隠れてあれこれしているなどとは思いもせず。視線を外した]