─ 『蝕』翌日/診療所 ─
[ここで診てもらえば大丈夫、と思うのは、きっと、幼い頃からの刷り込みと、診療所を預かる医師への信が強いから、というのは余談として]
ま、植物の状態正しく見れなかったら、いい薬草は手に入んないしな。
違いくらいは、わかるつもり。
[すげー、と言われて悪い気はせず、ちょっと誇らしげにこう言って]
なんかこう……萎れてるわけじゃないんだけど、元気がないみたいな感じだった。
毎日見てないと、ちょっと気づけねぇって、あれは。
[昨日見た森の様子を思い返して付け加え。
何に、という呟き>>62に、腕組みをして首を傾げた]
それがわかんねぇから、困るんだけど。
……いつもと違う事、起きてるって事、だよなぁ。
[そこまではわかっても、すぐにどこかに結びつくわけではないのだが]