[外へと向かう人たちに混じり、集会場の外へと。
ラーイがウェンの胸に銀を沈ませるのには目を見開いた。>>15、>>16
しかし、こうなると自分でも覚悟していたから静かに目を伏せて。
そっとラーイに近づいて]
ラーイ、大丈夫?
[と、声を掛けた。
その表情は弟の身を案じているのが分かるか。
そして見えた物>>17、>>18に再び目を見開いて]
………あな、た、なの………?
[確認するように紡いだ声は震えて。
ベアトリーチェの泣き声>>29、>>32に気づくと、
頭を撫でたりするもクレメンスが広間へと連れて行くのを見送った。]