─中央部・廃墟─────っ!?[迸る閃光。今度はこちらが驚きを示す番だった。衝撃に近いものが襲い、漆黒の帯も弾け飛ぶ。それらは銃弾には戻らず、光によって跡形も無く消え去った]まだそんな力を────。[カルメンに突き付けていたショットガンは離れ、オクタヴィア自身も弾き飛ばされた勢いで後ろへと飛び退る。左足首がズキリとしたが、それどころではない。驚きを押し殺すと、再び両手の銃がカルメンへと向く]