―1階・廊下―僕も、人狼は嫌いです。でも、エーリッヒさんは……[浴室で聞いた話を思い返して、首を振る]先生が嫌うのは、珍しい気がします。[少なくとも講義ではわからなかったと、当然のことをつぶやいて。ダーヴィッドの提案に、少し考えてうなずいた]死者を冒涜するのは、悪いことだと思いますから。……我侭を言ってしまってすみません。[ユリアンも埋葬の手伝いをするようで。とりあえずスコップだけは先にもっていき、ダーヴィッドの手伝いをしようと心に決めた]