─ 『世界中の仔』傍の水晶龍 ─『……もしかしたら、悪い子がいるのかも知れないわねぇ……気をつけないと』[言葉を置き換えて復唱するティル>>66に、妙に和やかな──言うなれば『お母さんオーラ』とでも呼べそうなものを漂わせつつ、水晶龍はまた尾をはたり。氷の粒子に手を伸ばし、瞬く様子に、それはより一層強まって]『……ルギィの小さい頃、思い出すわねぇ……』[ものすごーく小さな、近くにいたティルくらいにしか聞こえないような小声で、ぽそ、となんか言った]