…、…余程の目に遭ったんだな。
[>>63妙に苦労を感じさせる応えに、青年が鴉へ向けるそれと似た何だか同情を籠めた視線を返す。自分も今から味わう羽目になるのかも知れないが、それは考えない事にした。
大丈夫との声に、そうか、と笑って]
嗚呼いや、導師方なら何か分かるんじゃねーかと思ってさ。
…――本当か?
[アーベルの言葉>>64に彼の視線を追った先。
最初に目に入った人影は何だかこう、悪魔と見まごう姿でいらっしゃったものだから、一つ瞬いた。
そして、話した事があるかどうかはさて置き。隣の導師のちょっとした噂は、此方の耳にも届いており]
お、おお。すげー。
[相手の呟きに追従した。]