[外に出る、というkrutには、だいじょーぶかなぁ、と言いたげな視線を向けるものの、引き止める理由は手元にはないから、見送った。それから、室内をぐるりと見回して]ここが、『お約束』的な集会場なら、休む部屋とかあったりするのかな。ちょっと、見てくるよ。[出入り口とは反対側の扉に視線を止めて、誰にともなくこういうと。手芸用品のバッグ─これも地味に手作りの─を肩にかけて、そちらへ向けて歩き出した。**]